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飯山市で新春3月に「シロウオ」特別上映会
■ 会場 飯山市民会館大ホール(620席) TEL(0269)62-3341
■ 日時 平成26年3月23日(日)開場12:40
第一部 13:00~14:00
・信州川中島相撲甚句会の特別公演
・熱闘鬼島太鼓 公演
第二部 14:10~15:50
・長編ドキュメンタリー映画
「シロウオ~原発立地を断念させた町」上映
映画終了後、製作・脚本:矢間秀次郎氏 トーク(20分程) ■ チケット販売=前売り券 1000円 当日券1500円(販売開始2月10日)
・取扱所2月初旬、公表(信毎チラシ・ローカルテレビ4局等)
■主催:映画「シロウオ」飯山上映実行委員会 090-3143-1390(市川)
映画「シロウオ」小金井上映会 前売券完売
2014年1月18日の映画「シロウオ~原発立地を断念させた町」の小金井上映会は昼の部、夜の部とも満席となりました。当日券の販売はありません。ご了承ください
映画「シロウオ」小金井上映会
日時:2014年1月18日
【昼】=開場13:40、上映14:00~15:40
【夜】=開場17:40、上映18:00~19:40
*各上映終了後、かさこ監督トーク(30分)
チケット販売:前売券@1,000円
住所・氏名・電話番号・昼夜の別、各枚数を明記して、
042-381-7770のFAXまたはハガキにて予約受付中。
※ハガキ郵送先:
〒184-0012東京都小金井市中町2-5-13
シロウオ上映委員会・矢間宛
映画「シロウオ」完成
「奔流」第11号のご案内
特集は「渡良瀬川が映す近代化の光と影」です。今年は田中正造没後100年にあたり、足尾鉱毒事件の現在に焦点をあてました。
7日に4000部を発行。 「奔流」のページから最新号の表紙を閲覧、ダウンロードすることができます。
「過去の記録」「エコツアー」に新記事を追加しました
「揺らぐ憲法状況での実感的ミニコミ論」(「奔流」第10号所収)を収録しました。
第3回千曲川エコツアーの写真を追加しました
「ギャラリー」に、第3回千曲川エコツアーの写真を追加しました。皆さんからの写真も募集しています。
第28回水郷水都全国会議大会 in 津南(2012年)
雪と湧水の“縄文の里”で水環境を考える「第28回水郷水都全国会議 in 津南 」(中山弘大会実行委員長)は11月24日に新潟県津南町の文化センターで開かれ、、150人を超える参加者が全国から集まりました。25日に下記の大会宣言を採択し、2日間の日程を終えました。
次号の『奔流』は、第28回水郷水都大会の分科会報告から3本を厳選し、特集します。
大会宣言
あの3・11東日本大震災から1年9ヶ月が経とうとしています。未曾有の災禍は、私たち人間の生き方を大きく揺さぶり、今まで当然としていた認識や考え方、社会全体の価値観などを変えていかなければならない時に至ったのではないでしょうか。
本大会は、「雪と湧水の“縄文の里”で水環境を考える」をテーマとして、11月23日秋山郷での前夜祭から25日の全体会まで日本全国から150人の方々が集い、交流を深めました。この地は縄文時代から約1万5千年にわたり自然と共生しながら現在への生活を続けており、甲武信ケ岳から流れ出る千曲川が信濃川と名をかえる基点であります。
全国どの水系でもダムや河川改修等によって水循環を損ない、環境破壊が森林、河川だけでなく、海にも負の連鎖を深めています。さらに東京電力福島第一原子力発電所の過酷事故による核汚染が進行中で、いまだ収束の見通しも立っていません。こうした人類の危機の中で、世界一巨大な規模の柏崎刈羽原発から42キロの津南町で、様々な立場の方々と胸襟をひらき、全国の取り組みや提言について認識を共有する機会となりました。
基調講演では、縄文人が豊かな生活をした時代が、水・川の必然性から営まれたこと、川と海の双方向の自然原理の大切さが話されました。
第1分科会では、「分水嶺を越えて森・川・海の絆」をテーマにそれぞれの活動が発表され、JR東日本は、宮中ダムの違法取水事件のあと、放流量は明示されるようになったものの、住民から強い要望がある取水量の公表を併せて早急に実施されることが求められました。
第2分科会で、「再生可能エネルギー」の可能性や、エコ環境の考え方などが発表され、「雪は巨大な自然ダム」であることが再認識されました。
第3分科会では脱原発などをめぐって、「3.11以後の地域づくりの課題」について論議され、最先端の科学技術をもってしても制御不能な核についていろいろな面からのアプローチで地域づくりを探り、提言がありました。
3日間を通して、地球上の生物種を刻々と絶滅に追いやる自然破壊、人間破壊にどう向き合えるかを学び合い、実践の方途を探るよい機会となりました。
そうしたなかで、山、森、水が放射能で汚染されましたが、われわれはこの福島のことを忘れないで後世に伝えるということを、また、「水系一環の原理」にもとづき、信濃川の鮭の溯上を強く求める水の復権、さらに脱原発をめざすネットワークを強め、次世代への責任を果たす努力をつづけることを宣言いたします。
2012年11月25日
第28回水郷水都全国会議津南大会参加者一同